2019-01-01から1年間の記事一覧

某センター模試の古文の訳が酷かったので訳をあげる回

一段落 桐壺帝におかれても、亡き弟宮のことをお忘れにならず、なつかしく思い出しなさり続け、折々の御訪問は絶えずあった。源氏の君にも、「前の皇太子の御息所が寂しく物思いにふけっていらっしゃるだろうから、時々は訪問しなさいね」などと言いつけなさ…

文章の表現についての覚書、特に心情表現

「僕は緊張している。」 この文章をどう思いますか?きっとあなたはどうも思わないでしょう。しかし、この記事を読めばあなたもきっとこの文章がいかに醜悪な文章かを見に染みて知ることでしょう。ちなみに先に断っておくとこの文章は私の主観でしかないので…